図1 検査方法例
図2 オンライン電磁弁テストシステム OST
通常運転時(図3)には、バイパス弁のノーマルポジションを使用します。バイパス弁は回路構成に含まれますが、単に流体の通り道となっているだけで、回路の開閉自体は電磁弁によって行われます。
このOSTでは、電磁弁に故障、作動不良の疑いがあれば、バイパスポジションを利用して電磁弁の作動チェックを行い、交換の必要が認められればメンテナンスポジションに切り替えて、電磁弁を交換することが可能です。交換した新しい電磁弁をバイパスポジションで作動確認し、ノーマルポジションに戻せば、簡易なキー操作のみで作動確認から交換までを終わらせることができます。もちろん、その間プロセスバルブは常に「開」状態に保持されるため、新たに部品点数を増やしてバイパスを組む必要はありません。前述のインターロック関連自主検査規定では、模擬信号による計器の検査を規定していますが、OSTのバイパスモードを使用すれば、模擬信号の出力によって電磁弁が切り替わっても遮断弁の作動に影響がないため、オンラインでの検査が可能です。なお、通常運転時には、バイパスユニットに使用する特殊キーを取り外し、外部からのバイパス弁のキー操作を不可能にする、という安全対策をとっています。