電磁弁とは
 
 電磁弁とは

 電磁石と弁を組み合わせたもので、電気をON、OFFすることにより、空気や水などの流体を止めたり、流したり、また流れの方向を切り換えるものです。 電磁弁には、機構により非常に多くの種類がありますが、下図の2ポート電磁弁が基本となります。

電磁弁
 
 電磁弁の構造

電磁弁は、機能別に2つの部分から構成されます。

1)ソレノイド部
 

コイル、ヨーク、スリーブ、コア(可動鉄心又はプランジャー)、プラグナット(固定鉄心)から構成されており、電気エネルギーを機械運動に変換する部分。

2)弁部
 

流路の開閉を行うディスク(弁体)とオリフィス(弁座、若しくは流路孔)から構成される部分。

 コイルに電流が流れると可動コアとプラグナットが磁化され、互いの吸引力により可動コアが駆動します。可動コアの駆動は弁部のオリフィスを開閉し、流体の流れを制御します。 電磁弁の作動はすべてこの可動コアの位置移動から始まります。


電磁弁の構造
 
 電磁弁の用途別分類


電磁弁は用途別に次の2つに分類されます。

流体制御
 

流体自体を流したり、止めたり、流れの方向を切り換えることを目的とするもの。

アクチュエータ制御
 

圧縮空気や油圧でシリンダなどを動かすために、空気や油の流れ方向を換えることを目的とするもの

電磁弁の用途別分類

注:この分類は使用目的による分類であって、電磁弁の種類の分類ではありません。同じ型式の電磁弁であっても、使用目的によって流体制御用となったり、アクチュエータ制御用となったりします。
 
 作動原理

可動コアから弁体への力の伝達方法には直動式とパイロット式の2種類があります。

 
作動原理
 
直動式
 

直動式は、可動コアの駆動によって機械的にメインオリフィスを開閉させます。可動コアが直接メインオリフィスを開閉するタイプや、てこを経由して開閉させるタイプがあります。

 
直動式
アニメーション
 
パイロット式
  パイロット式は、流体の圧力差を用いて弁体を駆動させ、メインシートを開閉させます。内部パイロット式は操作用圧力流体をメイン流体から分流して使用します。 外部パイロット式は操作用圧力流体を外部から供給します。
 
パイロット式
アニメーション
 
   
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