第12話:HPLC低圧グラジェントと電磁弁


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| ●グラジェント混合方式(溶媒混合方式) | ||||||||||||||||||||||||
アミノ酸分析のように様々な成分が含まれる場合、一種類の溶媒で全ての成分を最適に分離するのは 難しく、溶媒の組成を変化させながら分析をおこないます。これをグラジェント混合方式と言い、低圧グラジェントと高圧グラジェントの2種類の混合方式に分類されます。
グラジェント混合方式は、溶媒の組成を変化させないで1種類の溶媒のみを送液するアイソクラティック方式に比べて、ピークの重なりやブロードを防ぎ全体の分離を改善することが出来ます。 ![]() |
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| ●低圧グラジェントにおける溶媒濃度誤差の減少と電磁弁の役割 | ||||||||||||||||||||||||
| ポンプの吸引に同期して電磁弁を切り替えて複数の溶媒を混合させる低圧グラジェントでは、電磁弁を高速で切り替えて正確な濃度設定を実現させる必要があります。電磁弁は電気信号が入力されてから開閉動作が完了するまでに数msecの遅れが生じるため、この遅れの分だけ早く電磁弁を動作させる必要があります。しかも溶媒を混合させるために電磁弁を数台使用するため、個体差の影響も含めて電磁弁の応答遅れによる誤差の補正を電磁弁の開閉タイミングを調整することで複数の溶媒を正確に混合させる必要があります。 | ||||||||||||||||||||||||
| ●超小型ロッカータイプ電磁弁067シリーズ | ||||||||||||||||||||||||
日本アスコでは、HPLC低圧グラジェントでの溶媒混合用途に適した超小型アイソレーションバルブ067シリーズをご用意しています。超小型(幅10mm)で配管の集積化が可能、微小なポンピングボリューム(内容積13μL)、熱を流体に伝達しにくいロッカー構造(内蔵のパワーセーブ回路による消費電力の低減)等の特長があり、HPLCへの採用実績をもとに、低圧グラジェントでは欠かせない電磁弁の応答遅れによる誤差の補正等に関するソリューションについてもご提供しています。 |
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